就任祝いで胡蝶蘭ギフトを贈るときの選び方
仕事の取引先や付き合いのある会社から、社長就任のお知らせが届いたとき、就任祝いを贈るものですよね。何を贈るか悩んでいるときに、胡蝶蘭ギフトをおすすめします。
胡蝶蘭には「幸福が飛んでくる」という花言葉があり、鉢植えの場合は「根が張る」という意味もあります。これからのご活躍を祈る、素敵な言葉だと思いませんか。
もちろん胡蝶蘭の華やかな見た目も、就任をお祝いするギフトにおすすめする理由です。胡蝶蘭の本数や大きさなど、選ぶときに悩むこともありますよね。
就任祝いとして胡蝶蘭を贈るときの選び方としては、3本か5本のものが、華やかな見た目がお祝いのイメージに合っていていいでしょう。
気を付けてほしいのが花の大きさです。相手先の会社の、胡蝶蘭を飾るスペースをイメージしてください。広いスペースがあるならば大きめのものを、小さめのスペースならば、胡蝶蘭も小さめのものを選ぶといいでしょう。
大切な取引先や付き合いのある会社の社長就任祝いです。今後の仕事にも影響してきますので、胡蝶蘭の選び方には気を遣ってくださいね。
以下に、就任祝いの胡蝶蘭ギフトを取り扱う販売店をまとめてみましたので、興味のある方はチェックしてみて下さいませ。
就任祝いの贈る時期はいつまでなら大丈夫か
取引先や付き合いのある会社へ就任祝いを贈るとき、いつまでに手配すればいいのか、悩むときもありますよね。
就任祝いは、正式な発表後、当日から一週間後までに届くように贈ってくださいね。気を付けてほしいのが、正式なお知らせの後に贈るということです。
早めに贈った方がいいだろうと、正式な発表の前にその会社の人から噂で聞いたから…と手配してしまうのはやめておきましょうね。
もしかしたら間違いかもしれませんし、今後変更があるかもしれませんよね。前役員の方や前職の方に失礼になることもありますし、必ず正式な封書などで確認してから贈ってください。
4月や9月は役職の異動も多いため、余裕をもって早めに頼むといいですね。もし贈る時期に悩んだ場合や、会社ではなく個人の自宅に贈る場合は、先方に都合のいい日時を確認して贈るのもいいですよ。
日付や時間指定で贈る場合も、早めに手配した方が、繁忙期でも間違いなく届きます。ギリギリにならないように、早めに就任祝いは手配することをおすすめしますね。
就任祝いを贈る最適なタイミングは?
就任祝いを贈る最適なタイミングってあるのか気になりますよね。まず、正式な発表を待ってほしいと思います。
多くの会社が株主総会で就任を正式発表します。タイミングとしては、その発表を聞いてから手配しましょう。
総会以外で就任後に封書などでお知らせが届いた場合は、その日から一週間以内に届くようにするといいですね。
もし就任まで日にちがあるようならば、就任当日に届くようにするのが多いです。他にもお知らせが届いた後、大安などの日がいいときにもおすすめですよ。
また就任の理由が前社長の不幸による場合などは、就任祝いは挨拶文のみにしておき、改めて落ち着いたころに胡蝶蘭ギフトを贈るのがマナーですね。
日付指定の場合は、4月や9月など人事異動の時期には花屋も注文が混雑していることもありますから、早めに手配するといいでしょう。
就任の理由まで見て、それに合わせて贈るのもマナーというわけですね。就任祝いはお祝い事ですが、様々な事情がある可能性もあります。
それらをくみ取って、タイミングを見極めるようにし、失礼のないようにしてくださいね。
就任祝いで胡蝶蘭を贈るときの相場は?
社長の就任祝いで胡蝶蘭を贈るとき、花の大きさや色もそうですが、やはり相場が気になるところですよね。
一般的に就任祝いでは3〜5万円の胡蝶蘭を贈るとされていますよ。付き合いが深い会社である・親しい間柄である・会社が大規模である・社長や会長クラスならば4〜5万円を選んでおくと間違いないでしょう。
これくらいのお値段ならば、胡蝶蘭も大きめの花で華やかなものを購入できますよ。大企業の社長クラスとなると、他の会社からも胡蝶蘭ギフトが就任祝いとして贈られる可能性が高くなります。
他の会社と並べて飾ったときに、自社の胡蝶蘭が小さくて見劣りしてしまうのは避けたいですよね。できるだけ大きめの花で、予算は4〜5万円と考えておくと安心できるでしょう。
もしあまり付き合いの深くない・会社がそれほど大きくないならば、2〜3万円代でも失礼ではありませんよ。また、会社によっては胡蝶蘭を飾るスペースも限られてしまうこともあります。
その場合は相場を気にせずに、小さめのスペースを取らない胡蝶蘭を選ぶことも必要です。相場や相手の会社の規模・飾るスペースなどに合わせて胡蝶蘭を選ぶといいですね。
就任祝いにふさわしい胡蝶蘭の色は?
胡蝶蘭を就任祝いに贈るとき、何色を選べば失礼がないのか悩む方は多いですよね。実は就任祝いに関しては、どの胡蝶蘭の色でもマナー違反ということはありません。基本的に何色でも失礼なことはないのですよ。
しかし、一般的に就任祝いといえば白を選ぶのが無難とされています。もし相手先の社長が好きな色がわかっていれば、その色を贈るのも喜ばれますね。
胡蝶蘭は白だけではなく、ピンクや黄色などお祝いにふさわしい色が多くあります。華やかな色を選んでお祝いの気持ちを贈るのもいいですよ。
白以外のものの場合は、他社が贈った胡蝶蘭と差をつけることができ、目立つというメリットもあります。色についてはあまり悩むところではありませんので、心配されなくても大丈夫というわけですね。
就任祝いは、物によっては会社の信用をなくしたり今後の取引に影響が出るかもしれないもの。胡蝶蘭の色で悩んだら無難に白を選べば間違いないことを覚えておいてくださいね。
立札は必ずつけるのが就任祝いのマナー
胡蝶蘭ギフトを注文すると、立札を付けるかつけないか選べますよね。就任祝いのときにはつけるのが正しいのか?それともお祝い文のみで済ませるのが正しいのか?悩みますよね。
実は社長就任祝いでは、立札はつけるのがマナーです。つけないと失礼になるので注意してくださいね。ちなみに木札と紙札が選べると思いますが、木札を選ぶのが正解です。
木札には赤字で「御祝い」「社長就任祝い」「祝社長就任」などの言葉を入れてください。そのあとに黒字で自社の会社名や社長の名前、個人で贈るならば自分の名前を入れるようにしましょう。
もし起業した開業祝も兼ねて贈る場合は、相手の屋号と名前も入れるといいですよ。これは立札自体が宣伝にもなるからです。
企業開業以外ならば、相手の会社名や社長名は入れなくてもいいです。立札をつけるかつけないか、社長就任祝いの場合は悩むことなくつけるのがマナーです。
知らずにつけないと、マナー違反と捉えられる可能性もありますので、注意してくださいね。
社長就任祝いの贈り物をするときのマナー
社長就任祝いを贈るときには、失礼のないようにしたいですね。社長就任祝いは「贈る時期」「挨拶文」に気を付ければ大丈夫ですよ。
例えば、贈る時期に関しては「正式な発表の後」となっています。多くの会社が株式総会のときに正式発表となるので、その日から1週間後までに贈るのがマナーですね。
もし就任式を行うならば、その式の前日から当日の朝に到着するように手配しましょう。ただし、就任の理由を確認してから手配してくださいね。
例えば前社長に不幸があった場合、相手の会社は「喪中」となります。この場合は就任祝いを贈るのが失礼になりますので、気を付けてくださいね。
挨拶文に関しては、忌み言葉は使わないでください。変化(変わりゆく・移ろうなど)や衰退(辞める・終わる・失う)などは失礼になりますよ。
最近では文例集を用意している花屋も増えていますので、そちらを活用してもいいですね。贈るギフトに関しては、胡蝶蘭ならばどの色でも失礼ではありませんし、木札をきちんとつければマナーは守れます。
失礼のないように、社長就任祝いを贈るときのマナーは覚えておきましょう。
今更聞けない就任祝いと昇進祝いの違い
就任祝いと似た言葉に「昇進祝い」がありますよね。この2つの違い、きちんと説明できないと実際にお祝いを贈るときに失礼となることもあります。
まず就任祝いですが「その役職に実際に就くこと」を言います。一方、昇進祝いは「役職が上がった」ことですね。
例文を出すと「Aさんは係長から昇進して、部長に就任した」となります。役職が上がっているので昇進して、部長職に就任したというわけですね。
もしこれが、営業部長から総務部長になったときには、役職が上がっていないので「就任した」ことになります。
「昇進」ではありませんので、お祝いを贈るならば「就任祝い」で贈るようにするのが正しいですね。違いを見極めて就任祝い・昇進祝いを贈るようにしましょう。
贈るときにはどちらも「会社名」「役職」「名前」を確認して間違いないようにしてくださいね。昇進祝いと就任祝いを間違えるよりも、会社名や役職・名前を間違えるのが失礼にあたりますよ。